時よ、豪語しても僕の心は変わらない。
その力で新たにピラミッドを建てても
僕からすれば目新しくも珍しくもない。
ただいつかの光景を着せ替えただけだ。
僕らは命が短く、それゆえに感嘆する
時が自分たちに押し付けた古いものを
新しく生まれたものだと期待しながら
以前に聞いたことがあるとは考えずに。
時の登録簿など時もろとも否定しよう
現在にも過去にも驚くことはやめよう
時の記録や僕らの見るものは嘘であり
大抵は急ぎ続ける時の作り物だからだ。
ずっと変わらないという誓いをしよう
時とその大鎌を受けても誠実であると。