2016/11/27

MLA表記法の基本(第8版、2016年改訂) No. 1 書籍

MLA表記法の基本をまとめていきます。
2016年に改訂・変更された第8版に従っています。
論文・レポートのスタイルを考える参考にしてください。
※MLA…米国近代語協会(Modern Language Association)
※更新は不定期です。

◯MLA表記法に関して信頼できるウェブサイト
僕も注意して書きますが、誤りがあるかもしれません。
是非これらのサイトにアクセスして確かめてください。
(平明かつ直感的にわかるよう工夫されています。)

①米国近代語協会の公式ウェブサイト
――【https://www.mla.org/】

②MLA表記法センター(MLA Style Centor)
――【https://style.mla.org/】
※②は①からアクセスできる唯一の公式サイトです。
("the only authorized Web site about MLA style")

◯書籍の書き方の基本
①執筆者
姓→名の順で表記する。
・姓の直後にはコンマ、名の直後にはピリオドを打つ。
・例 Bunsho, Kakutaro.

②資料情報(論文タイトル)
・直後にピリオドを打ち、ピリオドごと二重引用符で囲む
・例 "Writing Bunsho in MLA Style."

③収録情報(書籍タイトル)
イタリック(斜めの字)にし、直後にコンマを打つ。
・例 A Handbook of Bunsho-Writing,

④編集者
役割(編集)を示ししてから名→姓の順で表記する。
・姓の直後にコンマを打つ。
・例 edited by Kakumaru Bunsho,

⑤書誌情報
版、巻、出版者、出版年の順で表記し、各々の直後にコンマを打つ。
・例 2nd edition, vol. 3, Nandemo Publisher, 2016,

⑥ページ数
・単数なら【p.】、複数なら【pp.】と省略記号をつけて示す。
・締めはピリオド
・例 pp. 456-78. (456-478の3桁目の重複を省略した例

◯上の説明を踏まえた書き方の例
Bunsho, Kakutaro. "Writing Bunsho in MLA Style." A Handbook of Bunsho-Writing, edited by Kakumaru Bunsho, 2nd edition, vol. 3, Nandemo Publisher, 2016, pp. 456-78.