2016/11/29

2017年に生没記念を迎えるイギリスゆかりの作曲家たち

【ルネサンス期】
◯トマス・キャンピオン(Thomas Campion, 1567-1620)
生誕450年。ロンドン生まれ。リュート曲や仮面劇で知られる作曲家・理論家・詩人・医者です。
――リュート歌曲集(Naxos, 8.553380)

【バロック期】
◯ヨハン・クリストフ・ペープシュ(Johan Christoph Pepusch, 1667-1752)
生誕350年。ベルリン生まれ。30代からロンドンで活躍し「乞食オペラ」などを残した作曲家です。
――「歌劇:ヴィーナスとアドーニス」(Ramee, RAM1502)
――「乞食オペラ:声楽とエアの原曲集」(Harmonia Mundi, HMA1951071)

◯ダニエル・パーセル(Daniel Purcell, 1664-1717)
没後300年。ウェストミンスター生まれ。著名な兄H.パーセルの後継者として活躍した作曲家です。
――「ヴァイオリン・ソナタ」「ヴァイオリン・ソロ」ほか(Chandos, CHAN0795)
――「アポロとダフネ」「緑豊かな木立の中」ほか(Stradivarius, 3700368482926)
――「歌劇:ヒュメンのマスク」(Coro, COR16129)
※H.パーセル「歌劇:インドの女王」も収録。

【近現代】
◯リチャード・アーネル(Richard Arnell, 1917-2009)
生誕100年。ロンドン生まれ。管弦楽曲やバレエ音楽で知られる作曲家、教育者です。
――「交響曲第4番」「交響曲第5番:ゴリラ」(Con Brio, CBR27452)
――「バレエ:パンチと子供」(Naxos Classical Archives, 9.80798)
※バーナーズ卿「組曲:ネプチューンの勝利」も収録。

◯ジョン・ガードナー(John Gardner, 1917-2011)
生誕100年。マンチェスター生まれ。管弦楽曲と合唱曲で知られる作曲家、教育者です。
――「クリスマスのためのカンタータ」「オルガンと奏者10名の室内協奏曲」ほか(EM, EMRCD009)
――「クラウディオ・モンテヴェルディの主題による教会ソナタ」ほか(Toccata, TOCC0048)
――「交響曲第1番」「序曲:ミッドサマー・エール」「ピアノ協奏曲第1番」(Naxos, 8.570406)