君に対する非難も君の傷にはならない
中傷はいつも麗しいものを狙うものだ。
美という装飾品には疑いが付いて回る
気持ち良い大空に烏が飛び回るように。
君は素敵だから、中傷さえ称賛となり
時に愛された君の価値を高めてしまう。
瘤の悪病は一番甘美な蕾を愛するのだ
純真無垢の春を表している君のような。
君は青春の誘惑には目もくれなかった
攻められも勝ち取りもしなかったのだ。
だが、君にこのような称賛を捧げても
嫉妬心という野獣は大人しくならない。
悪事の疑いが君の姿を曇らせないなら
心の国々は君一人のものになるだろう。