僕の恋心は言わば長引いている熱病だ
病気を長々と看護してきた末路なのだ。
僕は病害を維持するような食事を摂り
浮かれた病んだ欲求を満たそうとした。
僕の恋心を治す医者である僕の理性が
僕が指示通りのことをしないのに怒り
僕を見捨てると、今度は絶望した僕が
医者の禁止した欲望で死のうと試みる。
今や理性も治らない僕の心配はやめた
休みのない狂気に冒された頭の心配は。
僕の思考や議論はまるで狂人のように
広く言われている真理から外れていく。
僕は色白でと誓い、眩しいと思うのだ
君に備わる冥界の黒さと闇夜の暗さを。