Naxos Music Libraryで聴けるCDから紹介していきます。
時おり簡単な説明文を挟んでいきます。
【中世の音楽】
◯14・15世紀の古技法の音楽
後に「古技法」と呼ばれる伝統的な技法によって書かれた合唱作品です。
――「フランスの古技法」(Lyrichord Early Music, LEMS8007)
◯ギヨーム・ド・マショー(Guillaume de Machaut, 1300-1377)
複雑な合唱を書く「新技法」を代表し、通作ミサを書いた最初の作曲家です。
――「ノートルダム・ミサ曲」「田園詩:真実の物語」(Naxos, 8.553833)
【ルネサンスの音楽】
◯ギヨーム・デュファイ(Guillaume Dufay, 1397–1474)
ヨーロッパ各国の音楽の変化を総合してルネサンス音楽を創始した作曲家です。
――シャンソン集「もしも顔が青いなら」ほか(Naxos, 8.553458)
――「ミサ:もしも顔が青いなら」ほか(ARSIS Audio, ARSIS-CD118)
――「ミサ:幸いなるかな天の女王」ほか(Stradivarius, STR33569SD)
◯ジル・バンショワ(Gilles de Bins dit Binchois, 1400-1460)
――シャンソン集「さらば、誠に美しき恋よ」ほか(Glossa, GCDP32102)
◯ジョスカン・デ・プレ(Josquin des Prez, 1450–1521)
あらゆるジャンルに精通し、とりわけ「通模倣様式」を創始した作曲家です。
――モテット集・シャンソン集「アヴェ・マリア」ほか(Erato, 0724356130258)
――「ミサ:武装した人」(Gimell, CDGIM019)
――「ミサ:舌に語らしめよ」(Gimell, CDGIM009)
◯ピエール・ド・ラ・リュー(Pierre de La Rue, 1452–1518)
――「死者のためのミサ:深き淵より」ほか(Christophorus, CHR77268)
◯アントワーヌ・ブリュメル(Antoine Brumel, 1460–1513)
――「地震ミサ:見よ、地が大きく揺れ動き」ほか(Gimell, CDGIM026)
◯クレマン・ジャヌカン(Clément Janequin, 1485–1558)
シャンソン(世俗歌曲)に擬態語・擬音語を取り入れたユニークな作曲家です。
――シャンソン集「鳥の歌」「鶯の歌」ほか(Harmonia Mundi,
HMG501099)
――シャンソン集「狩りの歌」「戦争」ほか(Harmonia Mundi,
HMA1951271)
◯クローダン・ド・セルミジ(Claudin de Sermisy, 1490–1562)
――「パリの物売り:ジャヌカンとセルミジのシャンソン集」(Harmonia
Mundi, HMA1951072)
◯ニコラ・ゴンベール(Nicolas Gombert, 1495–1560)
――「マニフィカト第1-4番」(Gimell, CDGIM037)
――「マニフィカト第5-8番」(Gimell, CDGIM038)