第7歌「至高の屈服」(Supreme Surrender)
想いを募らせた恋心が彷徨っていると
愛が蒔かれて実をつけた眠りの草原に
横たわった彼女が現れる。その深みの
誘うさらなる深みを僕一人が見ている。
そこには遠くて近い距離にある至福が
宿っている。貴い恋心は涙するだろう
運命の支配に刈り取られていく実りに
年月にため息をつかせる神聖な時間に。
首に絡む温かい手は最初に触れたとき
希望を長らく嘲った記憶にこう告げた。
ご覧!切り取った髪は吐息に揺らめき
その長い一房に痛いほど想いが募った。
次はそうして揺れた心を統べる女王が
玉座から最高の転落を味わう番だ、と。