第5歌「心の希望」(Heart's Hope)
どの言葉の力を道なき道の鍵とすれば
愛というこの厳しい海原を渡れるのか、
波打つ歌も岸辺から引いて割れるのか
イスラエルの民を歩かせた海のように?
ご覧!貧しい韻律を幾らか繰り返して
喜んで貴女に教えよう、いつもの僕に
どれほど君の魂と君の体が、君と僕が、
僕らの愛と神が区別できていないかを。
ほら、神の名、愛の名、君の名の下で
一人の恋心から引き出す証言によると、
誰の心にも万事の意味が変わるはずだ。
万事は丘を焼す夜明けのように優しく、
感覚を貫く一刹那のように激しくなる
春が誕生し、他の春たちが過ぎ去ると。