◯生誕250年
・サミュエル・ウェズリー(Samuel Wesley,
1766–1837):父ウェズリー
ブリストルで生まれた古典期の作曲家。「イギリスのモーツァルト」という愛称もありました。
メソディズムの祖ジョン・ウェズリー(John Wesley,
1703-1791)の甥にあたります。
息子セバスティアン・ウェズリー(Samuel Sebastian
Wesley, 1810-1876)はロマン期の作曲家です。
――オルガン作品集:「神よ王を救い給え」による変奏曲ほか(SOMMCD036)
――交響曲集(Chandos,
CHAN9823)
◯没後250年
・トマス・チルコット(Thomas Chilcot, 1707-1766)
サマセットに生まれたバロック期の作曲家、オルガニスト。
公開されないまま失われた作品が少なくありませんが、チェンバロ曲などが残っています。
――組曲変ロ長調/組曲ニ短調(The Gift of Music, CCLCD001)
◯没後200年
・サミュエル・ウェブ(Samuel Webbe, 1740-1816)
メノルカ島に生まれ、ロンドンで育った古典期の作曲家。
合唱作品を多く書きましたが、NMLにはまだまとまった録音がありません。
◯生誕200年
・ウィリアム・スタンデール・ベネット(William Sterndale
Bennett, 1816–1875)
シェフィールドに生まれたロマン期の作曲家。ピアニスト、教育者でもありました。
メンデルスゾーンやシューマンから称賛されながら、イギリス音楽史を支えた人物です。
――ピアノ協奏曲第1・3番/カプリース(Lyrita, SRCD204)
――ピアノ協奏曲第2・5番/アダージョ(Lyrita, SRCD205)
――交響曲/序曲集(Lyrita,
SRCD206)
――オルレアンの乙女/4つの小品/音楽的スケッチ(Marco Polo, 8.223512)
――組曲集/ピアノ・ソナタ第1番(Marco Polo, 8.223526)
――30の前奏曲と練習曲/3つのロマンス/3つの即興曲(Marco Polo, 8.223578)
――ピアノ六重奏/二重奏ソナタ(Marco
Polo, 8.223304)
◯生誕150年
・エドウィン・ヘンリー・ルメア(Edwin Henry Lemare,
1866-1934)
ワイト島に生まれ、後半生はアメリカで過ごしたロマン期の作曲家、オルガニスト。
オルガン曲の作曲のほか、エルガーやワーグナーの編曲も行ったことで知られています。
――夏のスケッチ第3番「郭公」/交響曲第1番(JAV, JAV128A)
――リチャード・ワグナー:ルメアによるオルガン編曲集(Tactus, TC812301)